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東京の“美食ともてなし”の記憶を受け継ぐ 国会議事堂に程近い、東京・永田町の小高い丘の上。現在、2010年秋に開業予定の「ザ・キャピトルホテル東急」の建設が進むこの地には、かつて海外の賓客からも愛された「キャピトル東急ホテル」があった(2006年に閉館)。 1966年に来日したザ・ビートルズを皮切りに、エリック・クラプトン、マイケル・ジャクソン、デビッド・ボウイなどのアーティストや、ソフィア・ローレン、ショーン・コネリーといった映画スターたちを迎えてきた名門ホテル。さらに遡れば、当地には北大路魯山人ゆかりの会員制美食倶楽部「星岡茶寮」があったなど、東京の“美食ともてなし”を語る上で忘れえぬ場所だ。 その記憶と伝統を留めているのが、中国料理「星ヶ岡」である。旧ホテル閉館後、現在は赤坂見附の赤坂東急プラザで一時的に移転営業しているが、多くのファンを魅了してきた“ヌーベルシノワ(新・中国料理)”は今も健在。さらに、ここ1〜2年はオリジナル度をぐっと高めている。その理由は……。 |
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日々進化し続けるヌーベルシノワ 「ホテル時代より厨房と客席が近くなりました。単に距離的なことではなく、私が客席でご挨拶をさせていただくなど、コミュニケーションの密度が濃くなったことが大きいですね」とは、5代目料理長の斎藤達也さん。「お客様のニーズにきめ細かく応えようと創意工夫を重ねているうちに、続々と新しい料理が誕生しています。とくに注目している素材は野菜です」と語る。 料理名こそ伝統的な中国料理のままだが、生野菜やハーブ類を用い、ある料理はフレンチのように華やかに、またある料理は懐石料理のように端正な美しさをかもし出している。しかし、味わえば紛うことなき正統派。そんな創意が小気味いい。 そして、これらの料理と抜群のハーモニーを奏でているのが、中国のナショナルゲストハウスである北京・釣魚台(ちょうぎょだい)国賓館で賓客をもてなすためにと特別にブレンドされた陳年10年の紹興酒「古越龍山 国賓館」だ。 「野菜がアクセントになっている料理には軽やかさがあり、伝統的な味つけだけではない、新しく豊かな風味を楽しめます。それが『古越龍山 国賓館』の上品なまろやかさと、とても相性がいい。リピーターの多さが如実に物語っています」と同店の小野洋司マネージャーは自信をのぞかせる。 |
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移転3周年記念のスペシャルコースに注目! 2009年12月16日で移転3周年を迎えた「星ヶ岡」では、2010年2月26日まで「三周年謝恩フェア」を開催している(平日ディナー限定/12月26日〜1月5日を除く)。3種のスペシャルコースが用意されているが、なかでもお薦めは「虹コース」。“季節の前菜 盛り合わせ”から“おすすめデザート三種盛り合わせ”まで全8品の中に、旬の素材と高級食材が満載なのである。 最注目は、コース2品目に登場する“気仙沼産ふかひれ姿煮 ナマコ、アワビ入り”。これは中国名で“紅焼■三様(ホンソウパーサンヨウ)”という「星ヶ岡」のスペシャリテで、高級中華食材の代名詞である気仙沼産フカヒレの姿煮に、やはり高級食材のナマコ、アワビの醤油煮込みが加わった垂涎もの!フカヒレ、ナマコ、アワビはそれぞれ仕込みに1週間近くかけた後、じっくり煮込み、供する直前に合わせた滋味溢れる絶品なのである。 ほかにも“国産サーロインステーキ 黒豆ソース”“北京ダック”“蟹肉の冬瓜捲き 燕(つばめ)の巣”“海の幸入りそば”などと、とにかく豪華料理が目白押し。このチャンスを逃すと味わえない料理の数々を、ぜひとも堪能したい。 ◎「虹コース」全8品15,000円(税・サ込み)は2名より注文(写真はイメージ)。 ※■は手へんに八 | ![]() |